顧客のニーズが素早く変化する現代、流通・小売業界でもさまざまな対応が求められている。実店舗以外にもECサイトやSNSといった顧客との接点のオムニチャネル化を行ったり、需要の少ない製品も含めた安全な在庫保持により全体の売り上げを確保するロングテール戦略を実行したり、多様な観点から戦略を練る必要がある。
しかし、在庫管理にしても需要予測の難しい商品は適切な量の保管が難しく、欠品や過剰在庫による損失が発生しやすい。そのためリアルタイムに把握したり、過去のデータから適切な在庫量を導き出したりすることが必要になるが、店舗や拠点ごとに異なるツールを導入しており、データ連携が困難な企業も少なくない。
そこで有効なのが、本資料で紹介するクラウド型のシステム共通基盤だ。多様なシステムとの連携だけでなく、ローコード開発機能でダッシュボードを作成してBI(ビジネスインテリジェンス)ツールとして活用したり、複数EDI(電子データ交換)に対応可能な業務アプリケーションを開発したりできるという。