主要なCRM(顧客関係管理)製品として世界中の組織に利用されているSalesforceだが、その真価を最大限に発揮させるには、他システムやアプリケーションとのデータ連携が求められる。だが最適なデータ連携を実現するには、多岐にわたる考慮ポイントを押さえる必要がある。
例えば、まず確認したいのがアプリケーションとデータの所有者・使用者だ。彼らのデータの使い方やアクセス権限などを明らかにすることで、プロジェクトのビジネスニーズと技術的要件を明確にしていく。そして次に見たいのがデータが流れるプロセスだ。連携するアプリケーションはデータのエンドポイントか、それとも中継地点にすぎないのか、組織全体のデータフローを正確に記載していく。
さらに連携対象となるアプリケーションやデータ、それらの活用状況についても精査し、プロジェクトの全体像を明確化していくことで、成功率を高めていく。本資料ではこれらの考慮ポイントをさらに詳しく細分化し、チェックリストにしている。Salesforceのデータ連携プロジェクトを開始する上で、大いに参考になるだろう。