ある調査によれば、現在、事業経営にマルチクラウドインフラを取り入れている組織は87%にも上るという。一方、クラウドで最も懸念する事項としてはセキュリティが挙げられており、イノベーションの実現に向けていかにクラウドのセキュリティを最適化するかが、多くの組織にとって大きな課題となっている。
そこで注目されるのが、マルチレイヤーのクラウドセキュリティだ。多層防御により、ワークロード設計、デプロイメント、運用のさまざまな面においてリスク管理を行える。具体的には、ソフトウェアの脆弱性管理、コントロールプレーンの保護、IAM(IDおよびアクセス管理)による攻撃対象領域の削減などの取り組みを推進する必要がある。
本資料では、クラウド多層防御戦略に必要な5つの要素を挙げ、それぞれにどう取り組むべきかを詳細に解説している。併せて、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud、データセンターなど、ワークロードの実行場所を問わずにマルチクラウド環境を保護するセキュリティソリューションも紹介する。