リアルタイムの可視性を実現、2社の事例に学ぶ財務会計プロセス改善のヒント

　財務データをスプレッドシートで管理することから始め、ビジネスの成長に伴い、財務部門では会計ソフトを、その他の部門では異なるベンダーのソフトウェアを導入する。こうした流れは企業に多く見られるが、その結果、より多くのスプレッドシートを使ってデータを統合する必要にかられ、エンドツーエンドの可視性が損なわれた、というケースは少なくない。

　このことは、スプレッドシートや会計ソフトでは、日常業務の管理、重要なビジネス上の意思決定、投資家の誘致などに必要な、信頼性の高いタイムリーな財務報告を提供できないことを意味している。この状況では、追加資金の引き込みや流動性イベントへの取り組み、グローバル市場への成長といった、ビジネス上の目的を達成することは難しい。

　そこで検討したいのが、データへの容易なアクセスと可視性を提供し、コスト効率と収益性を高めつつ運用も最適化できる、財務会計ソフトウェアの活用だ。本資料では、2万ドルのコストダウンを実現するなど、大きな成果をあげた2社の事例を交え、財務会計プロセスを改善するヒントを解説する。