数年前までERPはオンプレミス環境に構築するしか選択肢がなく、資金に余裕のある大企業向けのシステムだった。しかも構築には非常に時間がかかったため、将来を見越して不要なモジュール(機能群)も全て導入するのが一般的だった。しかし現在はクラウドERPが登場したことで、必要なモジュールだけを小規模で導入することも可能になり、中小企業にも身近な存在になってきている。
では、ERPを初めて導入する際はどのモジュールを優先したらよいのだろうか。まず、組織全体の効率化を推進していくためには正確な数字が必要であるため、「財務」は不可欠といえるだろう。その後、会社の成長やビジネス環境の変化に応じて「在庫管理」や「注文管理」などのモジュールを追加していくとよい。
本資料では、これら11の重要モジュールについて、基本的な機能や得られるメリットを詳しく解説する。また業種別の人気モジュールや、ビジネスニーズに合わせた選び方なども紹介しているので、参考にしてほしい。