ハイブリッド戦略あるいはマルチクラウド戦略によってデジタルトランスフォーメーション(DX)の可能性はますます広がり続けている。ただ、従来のツールやアプローチを使ってDXに対応しようとすれば、連携性を欠き、その効果も弱まってしまう。DXの成功には、新しいツールと、それを活用できるITプロフェッショナルが必要になる。
こうした背景から、ITプロフェッショナル向けのトレーニングがもたらす事業価値がクローズアップされ始めている。IT調査会社IDCは、適切なトレーニングを修了した企業は、IT担当者の生産性をはじめ、リスク軽減効果やインフラコスト削減などにおいて従業員1人当たり年間4万ドル以上のベネフィットを享受すると算定している。
中でも、DevOpsチームがコンテナ技術やKubernetesといったモダンなテクノロジーのトレーニングを受ける成果は大きく、開発チームの生産性が平均38%も向上したという調査結果が出ている。本資料では、これらの企業調査をもとに、IT担当者向けのトレーニングがもたらす事業価値を定量的に明らかにする。