1039人のアプリケーション開発/提供担当者を対象に行った調査によると、90%を超えるアジア太平洋地域の回答者がマルチクラウドを導入し、ビジネス目標の達成に役立てているという。また同地域の回答者の90%が、クラウド戦略を成功に導く鍵として「セキュリティ」を重要視していることも分かった。
一方で、無駄なクラウドコストが発生しているという回答は96%に上った。その原因としては「アイドル状態または利用率の低いリソース」が最も多く、次いで「リソースのオーバープロビジョニング」「スキル不足」が挙げられた。この課題に対処すべく多くの企業が、共通のクラウド運用モデルを管理できる自動化ツールに注目しているようだ。
本資料では同調査の結果を基に、アジア太平洋地域におけるクラウド戦略の実態についてコンパクトに解説する。多くの企業が自動化を推進するクラウドプラットフォームチームを発足させているなど、自社のマルチクラウド戦略に生かせるヒントも記されているので、ぜひ参考にしてほしい。