総合物流企業のサンリツでは、それまでセキュリティや費用対効果への懸念といった理由から見送ってきた無線LANを導入する必要に迫られていた。その背景には、業務効率化や生産性向上のための取り組みを進める中で、有線LAN主体のネットワーク環境の限界、非効率が浮き彫りになってきたことがある。また一部のユーザーによる、モバイルWi-Fiを利用した外部ネットワークへの無断接続も問題視されていたという。
そこで同社ではまず、本社への無線LAN導入を決定するが、そのベンダーの選定においては、セキュリティの提案とサポートの充実度が決め手になったという。サンリツがパートナーとして選んだのは、総務省が提示するガイドラインに準拠した「証明書認証方式」という高い安全性を備えた無線LAN接続方式を提案したベンダーだった。
本資料では、サンリツ本社におけるネットワーク環境刷新、無線LAN導入の取り組みを事例として紹介する。証明書認証方式とはどのような接続方式なのか、なぜ最終提案から導入までを約2カ月という短期間で実現し、有線LANを超えるセキュリティを確保できたのか、ぜひ確認してほしい。