不確実性が高まる中、企業にとってデジタルトランスフォーメーション(DX)は不可欠な戦略だ。しかし、経済産業省の「DXレポート2.2」によると、DXの真の目的である「サービスの創造・革新」で成果を出している企業は、1割にも満たない。DXが実現できない一因は、デジタル投資の8割近くが既存ビジネスの維持・運営に費やされていることだ。
DX推進の基盤となるITインフラについても同様で、ITインフラ投資の大部分がシステム運用管理に占められている。特にサーバ/ストレージの領域においては、クラウド移行という選択肢が増えた一方で、コストや運用管理の負荷が増大するケースもあり、DX推進を阻害している。
サーバプラットフォームの形態には、一般的にオンプレミス、データセンターハウジング、クラウドの3つがあり、それぞれメリット/デメリットがある。また、企業によってニーズが異なるため、一概にこの形態がベストとはいえない。そこで本資料では、自社に適したサーバプラットフォームを選定するためのポイントを解説する。