デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する上で、レガシーITインフラの刷新は不可欠な取り組みだ。しかし、複雑化・ブラックボックス化した既存ITシステムの保守・運用にリソースを割かざるを得ない企業は多く、クラウドに移行したくても、セキュリティの問題から実行に移せないという声も聞かれる。
そこで注目したいのがハイパーコンバージドインフラ(HCI)だ。HCIなら仮想サーバ環境の構築や拡張を迅速に行える上に、導入・運用工数を削減しつつ、スピーディーにIT環境を構築できる。ただし、万能とも思えるHCIにも弱点があるため、導入に際してはそれらをいかにカバーしていくかがポイントとなる。
本資料では、HCI製品を選定する上で知っておきたい、ストレージに起因する2つの弱点について解説する。併せて、それらの弱点を克服する3つの技術を備えたHCI製品を取り上げ、各技術の特長を紹介していく。同製品を活用すれば、1TBの仮想マシンを60秒でバックアップすることも可能になるという。