業務に個人用デバイスを利用する、いわゆるBYODが拡大している。実際、2022年のある調査によれば、仕事で利用されている携帯電話のうち66%は従業員個人のものだったという。BYODは生産性向上やコスト削減につながるものの、一方で忘れてはならないのが、サイバー脅威のリスクをも増大させることだ。
多くの企業は、MDM(モバイルデバイス管理)を導入することでこの問題に対処しようとしている。しかしMDMの主目的はデバイスの管理にあるため、提供されるセキュリティ機能では十分とはいえないのが現実だ。
そこで注目されているのが、機械学習や行動分析などさまざまな技術を活用して、モバイルデバイス上に包括的な保護を提供するMTD(Mobile Threat Defense:モバイル脅威防御)ツールだ。本資料では新たなセキュリティのカテゴリーであるMTDを体現した同ツールの特長やメリットを解説するとともに、MTDを実装する際の最善の方法なども紹介している。