今日、数多くのサイバー脅威がリリースされ、感染の危険性も高まっている。数年前は新たなマルウェアアプリのリリースは数日に1件程度だったが、今では1日に数千種類の新たな脅威が生まれる状況となっている。セキュリティ対策ツールの評価機関「AV-TEST」は、2022年11月の時点で、年間100万種類以上の新たなAndroidマルウェアサンプルを認識している。
Androidマルウェアに感染すると、金銭的損失、個人データの喪失などにつながってしまう。バンキング型トロイの木馬はクレジットカード情報を窃取し、バックドアはデバイスへの不正アクセスを可能にする。また、ランサムウェアアプリはデバイスの通常使用を妨げてしまう。ビジネスでのモバイルデバイス利用が急増している昨今、モバイルセキュリティは企業にとっても喫緊の課題だ。
そこで本資料では、あるMTD(Mobile Threat Defense:モバイル脅威対策)ソリューションを取り上げ、その脅威防止検出機能の検証内容をまとめている。数種類の検出テストの他、ユーザーエクスペリエンスに関するテストも実施している。