MicrosoftのクライアントOS「Windows」は、その普及度から、攻撃者にとって魅力的な標的であり続けている。普及しているIT製品を標的にすれば、攻撃の影響範囲を広げやすいからだ。実際、Windowsの脆弱(ぜいじゃく)性を突く攻撃は、なくなる気配はない。Windowsユーザーは情報漏えいなどの実害を防ぐために、適切なセキュリティ対策を講じる必要がある。
セキュリティ対策と言えば、マルウェア対策ソフトウェアやファイアウォールといった定番セキュリティ製品の導入がまず思い浮かぶ。これらは確かに重要だ。ただしWindowsセキュリティで最も重要なことは、これらとは別にあると、あるセキュリティ専門家は主張する。それはどういうことなのか。どのような対策を講じるべきなのか。TechTargetジャパンの関連記事とまとめた本資料は、この専門家にWindowsの安全な利用のポイントを聞いた。