バックアップデータを狙うランサムウェア攻撃が増加、3つの軸による対策とは

　ある調査によると、79％の組織がランサムウェア攻撃を受け、56％が身代金を支払い、全てのデータを復旧できたのはわずか14％だったという。企業はさまざまなアプローチでサイバー攻撃に対抗しているが、バックアップはその最後の砦だろう。しかし昨今は、このバックアップデータを標的としたサイバー攻撃が増加している。

　そこで本資料では、ランサムウェア攻撃に効果的に対抗し、企業が身代金の支払いを回避できる方法として、保護、検知、復旧の3つの要素を軸とした包括的なデータセキュリティおよびデータ管理のソリューションを紹介する。具体的には、変更不可のスナップショットやアクセス制御などの機能によってバックアップデータの暗号化、変更、削除を防ぐという。

　さらに、機械学習ベースのインテリジェンスによってパターンを確立し、データの取り込みや変化率の異常を自動検知。また、データコピーをバーチャルエアギャップで隔離したデータ保管庫に保持することもできる。インシデントが発生した場合でも、シンプルな検索と任意の時点へのインスタントリカバリーによって業務を迅速に再開することが可能だという。