テレワーク環境の基盤として、VDI(仮想デスクトップインフラ)の導入を検討する企業は多い。しかし高いコストがかかる上、インフラ/仮想化への高度な専門知識も必要になるため、中堅・中小企業にとってハードルが高いのも事実だ。
そこで注目したいのが、プライベートクラウド型のDaaS(Desktop as a Service)だ。VDI環境をクラウドサービスとして低コストかつ容易に導入でき、運用管理の負荷低減も期待できる。また顧客専用のセキュアな環境に構築されるため、自社アプリケーションのクラウド化をプログラム改変なしで実現することも可能になる。
この仕組みを応用することにより、自社アプリケーションをクラウド化し、それをエンドユーザー向けへ提供するという新たな自社サービスを開始することも可能になる。
また、ユーザーはいつでもどこからでも、PC・モバイルなどデバイスの種類を問わずリアルタイムの情報にアクセスできるようになる他、クラウド基盤でのセキュリティ保護によってWindowsのライフサイクルに縛られなくなるといったメリットもある。本資料では同DaaSを導入することで得られる効果について、4つのポイントにまとめて解説する。