ハイブリッドワークの生産性を向上させるには、Web会議を快適かつ効果的に行えるようにする必要がある。これを実現する鍵はPCのパフォーマンスだといわれているが、実際はどうなのだろうか。
そこで注目したいのが、2023年の最新ビジネスPCと旧世代のビジネスPCを比較したテストだ。両者を使ってZoomによるWeb会議を試したところ、後者では画面共有の際にCPU使用率が60~65%に上昇。会議は継続できるものの操作に対する反応が遅延しがちで、追加でアプリケーションを立ち上げようとすると画面が真っ黒になったり、描画が乱れたりすることがあった。
一方、前者はアプリの起動やウィンドウの切り替えなど、ちょっとした操作にも迅速に反応。OfficeアプリとMicrosoft Edgeを同時に利用してもCPU使用率は15%前後で、タスク追加時も快適だった。PC性能の進化は、画面の表示品質や音声通話の品質においても大きな違いを生んでいる。ぜひ、想像以上の「体験格差」レポートを確認し、商品選定の参考にしてほしい。