財務管理がビジネスのバックボーンであると認識している企業は、スプレッドシートによる管理から脱却すべく、財務管理システムの導入を急いでいる。一方、市場にはさまざまな製品が登場していることから、自社に最適な製品をいかに見極めるかが課題となっている企業も少なくない。
では、製品を選ぶ際にはどんな視点で何を検討していくとよいのか。必ず確認すべき点の1つが、会計機能やキャッシュフロー管理、財務計画や収益認識プロセスの確立など、コアビジネスを管理する機能の中身だ。例えば、総勘定元帳や売掛金、買掛金をはじめとする基本的な会計機能が監査証跡とともに組み込まれているのは当然のこと、収益をリアルタイムに把握できるような拡張性も必要となってくるだろう。
別の視点では、調達から支払いまでのプロセス全体を処理できること、また海外展開している企業にとってはグローバルレベルで財務情報やビジネス情報の可視性を確保できることも大切な要件となってくる。本資料では、最適なシステムを選ぶためのヒントとして、“完全な”財務管理システムには何が備わっていて、なぜその機能が必要なのか、9つの視点で解説する。