クラウドは当たり前、DXは目的じゃない――ヤマト流クラウドネイティブの神髄

　システム構築の手段として、クラウドを選択することは適切なのか。DX（デジタルトランスフォーメーション）を推進することは、目的なのか、それとも手段なのか――。こうした問いに明確に答えられない場合、もしくはこれらを明確に意識していない場合、適切なシステム投資に必要な根本的な判断基準が揺らいでいる可能性がある。

　「クラウド活用は当たり前」「DXは目的ではなく、手段だ」――。こうしたシンプルかつ明確なシステム投資基準を持つ物流の雄、ヤマト運輸は、クラウドを前提とした「クラウドネイティブ」のシステム構築を通じて、さらなる高みを目指す。ヤマト運輸はクラウドをどのように生かそうとしているのか。同社が目指すクラウドネイティブの姿とは。＠ITの関連記事をまとめた本資料は、クラウドネイティブの世界的な動向を整理しつつ、こうした疑問に答える。