数も複雑さも増すアカウント／ID管理、情シスの負担を減らすには

　企業のSaaS（Software as a Service）活用が拡大し、管理すべきアカウント／IDが急増したことで、情報システム部門の業務負荷はますます高まっている。昨今ではコラボレーション機能を使って社外の多様な属性の人たちとやりとりする機会も増えており、現在のアカウント／ID管理は複雑さが増しているのが実情だ。

　そこで注目されるのが、アカウント／ID管理とガバナンスの概念を組み合わせた「IGA（Identity Governance and Administration）」機能を提供するサービスである。アカウント／アクセス権限の可視化と監査を実現する他、アカウント／IDの発行・削除の自動化や、ライフサイクル管理も行えるという。IGA領域のツールは高価である場合が多かったが、同サービスは比較的安価に利用できる。

　また、さまざまなアプリやシステムから情報を取り込み、それらを一元管理する「統合マスター」として利用できるため、社員の退職や異動時におけるアカウント／ID管理のミスも防げる。本資料では、同サービスの特徴や機能をさらに詳しく紹介していく。