リモートワークの浸透や、エンドユーザー コンピューティングのためのインフラ変革へのニーズの高まりなどを背景に、「Azure Virtual Desktop」への注目度が高まっている。その特徴は、運用管理の簡素化やリソース消費量の最適化によって、コスト削減に大きく貢献する点だ。
こうしたメリットがある一方、マネージド型のサービスであるが故に、本来ならユーザーの手にあるはずのワークロード、リソースがブラックボックス化してしまうという課題もある。また、オンプレミスのアプリケーション配信には対応していないため、環境によってはクラウドとオンプレミスのどちらにリモートアクセス先があるかで、使い勝手が異なってしまうこともある。
本コンテンツではAzure Virtual Desktopの概要を解説するとともに、ワークロードとリソースを一元的に管理することで、Azure Virtual Desktopの機能を統合・拡張するソリューションについて紹介する。これにより、ユーザー/管理者双方にとっての利便性と安全性が確保できるようになるはずだ。