動画コンテンツ配信ネットワーク市場をリードするJOCDN。同社のプラットフォームでは、約100万人に上るユーザーに動画を配信しており、このレベルのスループットを維持しつつ優れた品質のサービスを提供するには、インフラの継続的改善が不可欠だった。特にサーバの安定性は必須要件で、運用コストを抑えながらパフォーマンスを高める必要があった。
そこで採用されたのが、AMD EPYCプロセッサを搭載した次世代のサーバだ。高いI/Oパフォーマンスを誇る同サーバのテストでは、既存サーバに比べ約2倍のスループットが実証された。また、既存サーバと同等の負荷をかけた際には、CPU使用率が約40%低下したと同時に、消費電力も約20%削減できることが分かった。
さらに応答性にも目立った相違はなく、エネルギー消費を抑えながら、ワークロードの増加に余裕をもって対応できることを認識した同社は、既に約3分の1を同サーバに置き換えており、安定したサービスを低コストで提供することが可能になるなど、大きな効果を実感しているという。本資料で、その実力を詳しく見ていこう。