エンタープライズサービス企業や部門を対象としたある調査によると、46%の企業が「デジタル変革の実現に向けての準備はある程度できている」と回答しているが、一方では「一貫した戦略がない」とも回答している。デジタルファーストの考え方が進む今、収益向上のため、サービスビジネスにおいて、全社で一貫したデジタル技術の計画を持つ必要性が高まっている。
実際、デジタル変革の取り組みはIoTやAIなど特定テクノロジーの議論で行き詰まることも多い。なぜならデジタル変革は最終状態ではなくプロセスであり、ビジネス戦略の実現が目的だからだ。新しいテクノロジーが日々登場し、デジタルイニシアチブの性質も変化し続ける。それ故、テクノロジーをどのように管理しているかというプロセスを評価するとともに、これから生まれてくるテクノロジーをどのように導入するかを考慮する必要がある。
本資料では、プロセス重視のデジタル変革の基盤をいかに構築するかを解説する。4つのステップで構成された「デジタル変革のサイクル」に従いテクノロジーを評価することで、“成功するデジタル変革”につながり、卓越したフィールドサービスをけん引するだろう。