猛スピードで変化するビジネス環境に対応すべく、昨今、DXの推進が必要不可欠な取り組みとなっている。一口にDXと言っても、何を改善・改革したいのかによって必要なツールは変わってくるが、紙ベースの業務を変革するツールとして導入が進んでいるのが「AI-OCR」だ。さらにRPAと組み合わせて、業務の効率化や属人化からの脱却などの成果を挙げる企業が増えてきた。
例えば、小規模な企業向けの経理代行業を展開する「ファットエバー」では、従来、顧客から領収書や請求書を預かり、全て手作業で入力し帳簿を作成していた。そこで、AI-OCR/RPAを導入したところ、顧客がスキャンした帳票を預かり、それをAI-OCRで識字し、RPAを使って帳簿に自動入力する体制へと改善。その結果、これまで手作業に費やしていた時間を顧客へのケアサポートに割けるようになった他、属人的な作業フローを統一したことで、誰もが効率的に働ける環境となった。
同社の他にも、AI-OCRやRPAを活用してDXを推進している企業や組織は多数ある。本資料では、同社を含めた6つの事例を紹介する。これらの取り組みから、自社のDX推進に生かせるヒントが見つかるはずだ。