セキュリティに関する人材や知識、技術、ツールなどを1つの部門にまとめて24時間体制で監視と対応に当たるセキュリティオペレーションセンター(SOC)が今、多くの企業に注目されている。SOCはサイバーセキュリティの断片化を解消するだけでなく、ROIの測定が可能である点などコストの面からもメリットがあると捉えられている。
しかし、企業が実際にSOCを構築したり既存SOCを拡張したりするには、乗り越えるべき無数の問題が存在する。最も大きな問題は十分なスキルや経験を持った人材の不足だが、構築や維持にかかる多大なコストも無視できない課題といえる。そのため、SOCを自社で構築・運用する以外にも、アウトソーシングやマネージドサービスを利用するケースが増えている。
こうした現状の中、企業がSOCの構築を成功させるにはどのように取り組めばよいのか。本資料では、SOCの機能やチームに求められる役割などを整理し、詳細に提示している。その上で、計画段階や運用時の課題などについて考察し、その解決策を分かりやすく解説する。