リモートワークへの移行を急ぐあまり、監視やセキュリティプロトコルを緩和した企業が増えた今、ランサムウェアの感染リスクが高まっている。特に攻撃者に狙われているのがエンドポイントで、ネットワーク境界の外側に置かれるケースが増えたことにより管理が難しくなり、標的になる確率がさらに高まっている。
こうした状況を改善し被害の拡大を防ぐには、複数の階層で対策に取り組む必要がある。まずランサムウェアは増殖前に阻止することが重要で、感染の特定からブロックまでの時間が短いほど影響を抑えられるため、検出機能の向上やエンドポイント構成の整備が欠かせない。また万が一感染してしまったあとの復旧を迅速化するには、堅牢かつ信頼性の高いバックアップ環境も必要だ。
さらに、アプリケーションのオフロードにより感染の影響を最小化したり、従業員に対する定期的なトレーニングやインシデント対応計画の策定といった準備を行ったりすることも忘れてはならない。本資料では、働き方が多様化するいま必要な6つのランサムウェア対策について詳しく紹介しているので、参考にしてほしい。