アニメーション作品の企画・製作の他、版権や催事・イベントに関する事業を幅広く展開する東映アニメーション。これらの事業を支えているのが、ERPを中心とするITシステムだ。一方で、それらに対して現場から寄せられる改修や新機能追加などの要望に、迅速に応えられる体制が整っていなかったという。
また請求書や発注書の作成など、システム化されていない業務は、ExcelやAccessなどを用いて行っていたものの、ファイルの保存場所やマクロの内容は作成者しか把握しておらず、業務が属人化しやすい状況となっていた。同社はこれらの課題の解決に向けてシステム開発を内製化すべく、あるローコード開発プラットフォームを導入する。
現在では、開発経験の有無を問わず誰もが開発を行えるようになり、アジャイル開発の実践によって開発要求への迅速な対応を実現。工期の短縮はもちろん、現場の要求にフィットしたシステムのリリース、継続的な改修も可能になったという。本コンテンツでは、同プラットフォームの選定理由や導入効果を詳しく紹介している。