航空運送事業に取り組むフジドリームエアラインズでは、BCP対策として、耐震性に優れたデータセンターでサーバ群を一括管理していた。しかし、想定を超える災害が発生した場合、サービスダウンとなる可能性がゼロではなかった上、磁気テープによるバックアップでは発災後の迅速な復旧が難しかったという。
そこで同社が着目したのが、クラウドサービスの利用だ。クラウドサービスであれば、少ない人員で効率的に運用管理を実施できる。こうしてBCP対策の強化に乗り出した同社は、全社的なクラウドシフトの第一弾として、総務人事関連書類のワークフローシステムをAmazon Web Services(AWS)に移行。続けて第二弾として、旅行代理店向け団体予約管理システムの稼働も開始した。
これにより、日々の運用保守業務から解放され、高品質な接続環境を獲得できた他、マルチAZ構成の採用により、システムの耐障害性が向上したという。そして、今後もシステムのAWS移行を順次行っていきたいという姿勢でいる。本資料では、同社がAWSを選定した理由や、この一連のプロジェクトを支援したITパートナー企業の魅力について解説する。