環境試験器分野のリーディングカンパニーとして知られるエスペック。同社のビジネスを支える品質管理システムは、既にサポートが終了したプログラミング言語で構築されていたため、長い年月の間に老朽化・ブラックボックス化が進み、運用負荷が増大しつつあった。
そこで、この状況を改善すべく、あるローコード開発ツールを導入した同社。同ツールはJavaプログラムを自動生成する標準機能を備えており、同社は同機能のみを用いてJavaアプリケーションとしてシステムを刷新することで、運用効率を大きく向上させている。また、ウオーターフォール型からアジャイル開発へと転換したことで、ユーザーの納得感が高まり、開発期間の短縮も可能になった。
新システム稼働後は、運用の手間とコストが大幅に削減された他、開発工数は従来の約5分の1に圧縮され、平均2人月かかっていた移行テストも0.4人月程度で済むようになったという。本資料では同社の事例を基に、同ツールの実力を詳しく見ていく。