保険DXに向けた最初のステップとは？　14の事例に学ぶデータ活用の秘訣

　ここ数年、ビジネスにおけるDXが大きく注目され、保険業界でも取り組みが模索されている。少子高齢化による若年層の人口減少に伴い、ニーズが多様化する中、保険業界はどのように資産形成層とつながりを築いていけばよいのか。金融サービス仲介業により活性化するデジタルチャネルや、顧客を理解するためのデータ活用、新しい保険サービスを提供するために、いかにエンゲージメントを高めていくかが問われている。

　では、そのために保険業界はどのような施策を講じるべきか。本資料は「14の保険DX事例から見えてくる　保険業界の未来」と題し、データ活用の方向性をマネーツリーがまとめたものだ。「Customer Experience（CX）の向上」や「商品の料金や保険リスクの審査、引受の正確さの向上」など4つの視点で事例を紹介している。

　顧客向けアンケートとNPS（ネットプロモータースコア）を活用して顧客満足度を向上させた「アクサ生命」など、先行企業がどのような課題に取り組んだかが簡潔に解説されている。これらの事例から、保険企業がDXにおいて何を求めたらよいのか、そのヒントが見えてくるはずだ。