技術情報コンテンツの制作や人財教育などの事業を展開するシイエム・シイでは、年1回の予算策定と月次で行う実績報告の高い作業負荷に頭を抱えていた。各部門で作成したスプレッドシートがメール添付で経営企画室に送信され、レポート用のシートに転記したり関数を使って作り直したりする業務プロセスは全て手作業だった。
しかも苦労して集めたデータはリアルタイム性や柔軟性に乏しく、経営戦略を作る基礎データとしては不十分といえるものだった。こうした状況から脱却するため、同社はシステム化を決意し、製品の選定に着手。リアルタイムなデータの二次活用がしやすいことと、経営数字や組織の変更をシミュレーションできることの2点を重視し、ある財務計画・予測ソフトウェアを導入した。
これにより同社は、年間約223時間を要していた経営企画会議向け資料の作成工数を年換算86時間まで削減するなど、多くのメリットを享受できた。その効果で業務はどう変わったのか、本資料で同社の取り組みをさらに詳しく見ていこう。