RPA(Robotic Process Automation)導入の成功と失敗を分けるポイントは幾つか挙げられるが、最も大きく影響するのは事前準備だ。ここで十分な議論や検討がされていないと導入プロジェクトはうまくいかず、業務自動化の効果が最大化されないケースも多い。
本資料では、これまで数多くのRPA導入を手掛けてきたITベンダーが、その実績から導き出した事前準備のノウハウを公開している。準備には「推進体制の検討」「業務選定」「ツール選定」「予算とスケジュール」という、必ず検討すべき4つの重要項目があるという。
例えばRPA化業務の選定では、まず日々の業務環境を整理することが重要であると指摘する。RPA化対象業務の選定軸が定まらないままロボット開発を進めると、定着に失敗して効果が発揮できないことも多いからだ。またツール選定では、「誰が、どのように使うか」「自社の環境」「将来の目標」を明確にすることで、必要な機能が自ずと見えてくるはずだ。その他、推進体制の決め方や予算とスケジュールの考え方など、RPA導入の勘所を明らかにする。