不確実性が高まっている昨今、ビジネスリーダーは意思決定するために、より頻繁に、正確かつ完全なデータを要求するようになっている。だが、従来の月末や四半期、年度末などに行う決算プロセスでは、適時に財務・会計データを用意するのは困難を極める。
そもそも決算業務は、膨大な作業時間を要するだけでなく、他部門のユーザーと協力して情報を取得する必要がある他、コンプライアンスの徹底も求められる。このような異なる領域で生じる課題を解決するには、会計プロセス自体の見直しが必要になる。その有力候補と目されているのが「継続的な会計」だ。
そのためにはテクノロジーを活用して、反復作業および複雑な計算の「自動化」と、関連情報に容易にアクセスできる「一元化されたデータリポジトリ」を実現しなければならない。本資料では、「継続的な会計」への移行方法、さらにその実践を助けるクラウドERPを紹介する。収益認識や固定資産の減価償却などの作業はどのように改善されるのだろうか。