関西で3つの空港を運営する関西エアポートでは、必要に応じて別々に調達してきたシステムの弊害に直面していた。サーバルームは複数に分散し、ラックや電源もバラバラで配線は煩雑化。加えて、空調も単に室内全体を冷やすという古い考え方のままで、電力効率の悪さが問題だった。
これらの問題に対処するため、同社はサーバルームの再構築に着手。2017年に大阪国際空港(伊丹空港)を、2019年には関西国際空港のサーバルームを刷新する。その際、問題解決において中心的な役割を担ったのが、ITインフラの電力可視化や最適化を実現するIoTプラットフォームだった。
これによりサーバルームを1カ所に集約できた他、空調の高効率化にも成功。美しく統一されたラックを前に、同社の担当者は「見た目のスマートさが運用管理のしやすさや、コストの削減につながっている」と満足そうに語る。分散したサーバルームの問題をトータルで解決した同プラットフォームの実力を、ぜひ本資料で確認してほしい。