CISO(最高情報セキュリティ責任者)にとって、ここ数年攻撃が激化しているランサムウェアへの対策は悩みの種だ。攻撃を受ければビジネスがストップするだけでなく、高額な身代金や復旧にかかる多大な費用は財務面にも深刻な影響をもたらす可能性があるため、対策は喫緊の課題となっている。
実際、250人以上のCISOから回答を得た調査ではランサムウェアが最大の脅威と認識されており、回答者の53%が過去1年間に被害に遭遇、69%が今後1年間で被害に遭う可能性があると考えているという。中でも中堅企業がランサムウェアの標的となっており、それぞれの割合も全体平均を上回る数値になっている。
本資料は同調査の結果を基にランサムウェアの被害や今後の展望について考察したものだ。技術面での具体的な対策や、被害を受けた際の準備、保険加入をすべきか否かの考え方も見えてくる。さらには防御において有効なサイバーセキュリティについても検討されており、ソリューションのヒントがつかめるはずだ。