自然災害やサイバー攻撃などが頻発する昨今、不測の事態の発生に伴うビジネスリスクに備えるために事業継続計画(BCP)や災害復旧(DR)対策に取り組むことは、経営戦略の一部といえる。その際、漠然とソリューションを導入するのではなく、事業継続を重視するのか、あるいはバックアップを優先するのかといった目的を明確にすることが重要だ。
例えば、既存資産を活用して重要システムを即時復旧させたい場合は、高速リストアが可能なバックアップソリューションが推奨される。実際、10秒前の状態に10分で復旧が可能という短い目標復旧時点(RPO)と目標復旧時間(RTO)を実現するようなソリューションも登場している。
それ以外にも本資料では、「仮想基盤とバックアップDRを統合したい」「オンプレミス/クラウド環境で簡単に遠隔地にバックアップを取得したい」といった、目的別に実現するBCP/DRソリューションを4つの構成パターンで解説する。RPOは10秒前/5分前/24時間前、RTOは10分/15分/2日、コストについても高/中/低など、パターンごとに特徴が異なるのでその詳細を確認してほしい。