注文書や請求書などの帳票類のデジタル化は、DXの第一歩としてまず手をつけるべき取り組みだ。だが、不特定多数の取引先から送られてくる帳票類は形式もバラバラなため、手作業でExcelやシステムに転記しており、無駄な時間がかかるという悩みはよく聞かれる。
また、OCRを導入したものの、読取精度が低い、他システムとの連携が不十分でデータ加工の手間がかかる、といったケースも少なくない。そこで注目したいのが、AI技術や表認識技術を組み込み、高精度な読み取りを可能にする「AI-OCR」だ。これにより、データ確認や再入力にかかる時間を、大幅に削減できる。
ただし選定の際には、レイアウトや項目を問わず不特定多数の帳票を自動で文字認識できるか、注文書や請求書の明細行まで高精度に認識できるか、他システムとの連携が可能か、といった点を見ておきたい。本資料では、バックオフィスDXに不可欠な帳票類のデジタル化を阻む3つの課題と解決策を詳しく解説しているので、参考にしてほしい。