事業継続対策として多くの企業がテレワークを導入する一方、労務管理の課題が顕在化しつつある。厚生労働省の調査によると、テレワーク実施の課題として「労働時間の管理」と回答した企業が最も多く、特に建設業界では時間外労働の上限を定めた「2024年問題」への対処も必要になるなど、適正な労働時間管理は喫緊の課題となっている。
こうした課題の解決に当たって重要になるのが、生産性が低下したことによる「残業時間の増加」、実態が見えづらい「労働時間の把握」、労働時間の超過による「法令違反」への対策だ。そのためには、残業の必要性を判断できる仕組みや、労働時間の可視化と客観的な記録の作成、残業時間の上限を担当者とその上司に事前通知したり、PC利用を抑止したりといったシステムを構築することが有効だ。
本資料では、テレワーク中の労働時間管理における3つの課題とその解決策について解説する。併せて、PCの利用制限と稼働ログの取得により、労働時間管理の課題を解消する仕組みを一括して構築・実施できるサービスを紹介する。