PマークとISMS認証はどう違う？　代表的な2つのセキュリティ認証を徹底比較

　近年、ハッキングなどにより、取引企業の情報や顧客の個人情報が漏えいする事故が増えている。調査によれば、上場企業とその子会社に限っても、2020年に103件の事故が発生し、2500万人超の個人情報が流出したという。こうした中で重要性が高まっているのが、PマークやISMS認証といった情報セキュリティ認証の取得だ。

　公的機関によるこれらの認証を取得することで、社会的な信頼を得ることができ、顧客へのアピールにつながる他、社内のセキュリティ意識も高められるなど、さまざまなメリットが期待できる。一方、認証を維持するための運用や審査には人的／金銭的コストがかかり、文書管理の負担も大きいなど、見過ごせないデメリットもある。

　またISMS認証とPマークにはそれぞれに違う特徴があるため、自社の業態によってどちらを取得した方がよいかも押さえておきたい。本資料では、代表的なセキュリティ認証であるISMS認証とPマークを取り上げ、それぞれの特徴やメリット／デメリットを解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。