大手ITベンダーが2020年、アプリケーション開発の意思決定に関わるITプロフェッショナルを調査したところ、回答者の86%がクラウドネイティブ開発戦略を重要なものと位置付けていた。実際、大規模アプリケーションをゼロから構築する時代は終わり、今や先進的なアプリケーションは疎結合された小型で独立したサービスから構成されている。
クラウドネイティブ開発というと、コンテナやサーバレスなどの技術・概念が注目されがちだが、回答者の多くはこれらをあまり重要とは認識していなかった。一方、何より重視されていたのがセキュリティ/プライバシーだ。組織の投資計画においてもDevOpsおよびDevSecOpsがトップに挙げられており、開発フェーズでのセキュリティの組み込みを模索しているようだ。
本資料は、このような調査を通じてアプリケーション開発におけるトレンドを明らかにするとともに、それらのニーズに対応するための適切なアプローチを提案している。アプリケーション開発とモダナイゼーションの手法としてクラウドネイティブ開発の採用は増え続けている。本資料は、その取り組みの指針となるだろう。