「PostgreSQL」は、代表的なオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)だ。オープンソースならではの導入コストの低さに加え、基本的な機能はそろうといった点がメリットとして挙げられる。
グローバルに小売事業を展開するIKEAと、コニカミノルタの米国グループ企業Konica Minolta Healthcare Americasは、PostgreSQLのメリットに魅力を感じ、従来活用していたデータベース管理システムから移行した。両社はともにスケーリングの課題からDMBS移行を検討していた。
PostgreSQLを選んだいきさつと理由はどのようなものなのか。移行時に直面した課題は何だったのか。両社が登壇した講演内容を基に紹介する。