従来の顕在層向けから、潜在層向けのマーケティングへ移行する企業が増えている。この流れを受けて、国内の市場分析をリードするイルグルムでは、マーケティングコンテンツへの接触を「ヒト軸」で測定・評価する新サービスを開始。年間で最大100億件もの測定データをリアルタイムに分析している。
同サービスでは、顧客ごとの行動を詳細に分析する「顧客プロファイル機能」と、ヒト軸の分析で複数の方法を評価する「カスタマージャーニー分析機能」を提供している。この革新的な機能を支えるのが、分析処理に特化したカラム型データベースだ。ピンポイントで必要な列だけを読み込み、無駄な処理を排除してディスクI/Oを最小限に抑えることで、高効率かつ高速な分析パフォーマンスを実現する。
選定に当たっては、ソフトウェア製品として導入できることと、一般的なSQL文を使用できることに加え、サービスを停止することなくシステムの処理能力を増強できる点が決め手となったという。本資料では同社の導入事例をもとに、同データベースについて詳しく紹介する。