新たなインフラの構築は、企業が市場競争を生き抜く上で欠かせないミッションだ。だが、インフラが刷新されても、既存のシステムやツールを放り出すことはできない。その状況に陥っても、これらを扱える製品やサービスとしてオープンソースへの評価が高まってきた。
ビジネスを支えるのは今やソフトウェアだが、そのトレンドはベンダーが独占的に提供するプロプライエタリーなものから、オープンソースソフトウェアへと移行しつつある。2年後に企業で使用されるソフトウェアの割合は、8ポイントもオープンソースに置き換わる見込みだ。
この評価は、セキュリティ面も影響している。オープンソースのセキュリティに関しては「確認する目が多ければバグは洗い出される」といわれてきたが、これはもはや古い考え方だ。むしろ主なメリットは、「十分にテストされたコードをインハウスアプリで利用できる」点にあるという。本資料では、このように現代のITリーダーがオープンソースを評価する理由を、さらに深掘りしていく。