クラウド化の取り組みは既に初期段階を終え、次のステップとなる、ミッションクリティカルなワークロードの移行に進みつつある。しかし、ある調査によると、クラウドのさらなる活用に向けた投資の準備ができている組織は83%と高い水準にある一方で、経営層の3分の2は、その成果に懐疑的な目を向けているという。
この状況を打開する方法の1つとなるのが、「クラウドアーキテクチャデザイン」の策定だ。これは、クラウドの採用に必要なさまざまなコンポーネントとサブコンポーネント間の関係を概略する青写真であり、ビジネス目標達成までの手順を示すロードマップが含まれている。
同調査によれば、クラウドアーキテクチャデザインがクラウド移行の成功に役立ったという回答者は95%に上るという。本コンテンツでは調査結果を基に、クラウドアーキテクチャデザインがいかにクラウド移行を成功に導き、経営層の不安を一掃するのかを明らかにしていく。その4つのメリットについても詳しく解説されているので、参考にしてほしい。