「CoE(Center of Excellence)」とは、企業において組織を横断した取り組みを行う際の拠点となる場所であり、企業成長にIT活用が欠かせない今、IT部門はその取り組みの核となる重要ポジションであるといえる。しかし、現状のIT部門はレガシーシステムの運用で手いっぱいで、“コストセンター”というレッテルを貼られてしまっている。加えて、既存/新規システムの混在が、企業成長のボトルネックになっているという現実もある。
逆に言えば、IT部門が中心となって企業成長をリードし、ボトムアップで企業の課題を解決できれば、“プロフィットセンター”に転換できるはずだ。具体的には、「CoE」として機能し、経営層/業務部門/既存システムとの架け橋を共創することで、企業全体のデジタル変革エンジンとなる必要がある。
本資料では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性を理解しつつも、何から始めるべきか分からない経営層、新たなITサービスを積極導入したい業務部門、人的リソースを消費する既存システム、という3者のジレンマをどう解消していくべきか、その具体策を明らかにしている。