ビジネス上のコミュニケーションに不可欠なメールだが、最近ではそれを悪用したサイバー攻撃が増えている。ある調査によれば、ビジネスメール中のスパムメールの割合は、近年20%前後と高い割合で推移している。業務効率を低下させないためにも、不要なスパムを除外する対策は必須といえるだろう。
さらに注意したいのが、数は少ないものの、被害金額の規模が年々増加傾向にあるウイルスメールだ。その攻撃手法も、旧型式のWordファイルなどを添付し、ウイルスが仕込まれたマクロをユーザーに巧みな言葉で実行させるなど巧妙なものが増えており、アンチウイルスなどでは検出できないものも多い。そのため、ウイルスメールによく含まれる単語などを、あらかじめ押さえておく必要がある。
本資料では、年間約340万通に及ぶビジネスメールの実データを基に、スパムメール/ウイルスメールを分析した調査レポートだ。特にウイルスメールについては、新型コロナに便乗したものや、賞与支払い届を装ったものなど5本の実例も紹介されているので、ぜひ参考にしてほしい。