国内の情報システム担当者100人を対象とした調査によると、メールアーカイブを導入している企業は過半数に上るという。特に、従業員数3001人以上の大企業では8割以上が導入を進めており、メールアーカイブは今やスタンダードなサービスとなっているようだ。
また、メールを保存したい理由として最も多かった回答が「コンプライアンス対策」、次いで「バックアップ」となっており、事業継続の方向での役割がより重要視され始めていることが明らかになった。さらに、今後必要だと思われる機能では「複数箇所でのデータ保存」が最多となり、次いで「チャットなどのメール以外のデータ保存」といった、アーカイブ機能の拡充ニーズも高まっていることも分かった。
一方で、現在利用中のメールアーカイブの満足度では、アーカイブデータの「検索のしやすさ」「活用性の高さ」に対する不満がやや多い傾向となった。本資料では、同調査の結果を基にメールアーカイブの利用実態を見ていくとともに、サービス選定で押さえるべき3つの重要ポイントを明らかにする。