従来の電子メールシステムと異なり、Webブラウザとインターネット接続環境があれば、デバイスや場所を選ばず利用できるクラウドメール。メールボックス容量が大きいこと、セキュリティ管理が容易なこと、さらに昨今のハイブリッドワークの拡大なども、クラウドメールの普及を後押ししている。
しかし、クラウドメールの利用にも課題がある。ある調査によると、3割以上の企業が、業務に影響するクラウドメール障害を経験していると回答。それらの企業が障害を経験した回数は平均2.6回で、4割以上が3回以上経験している。ひとたびメール障害が発生すると、社内外とのコミュニケーションの停止や業務停止に陥るリスクもあり、被害は決して小さくないものの、対策ができている企業は全体の約2割だという。
本資料では、国内の情報システム担当者約100人を対象に2021年に実施した、クラウドメール障害の実態調査結果をまとめている。併せて、障害時の対策として有効な、クラウドメールのバックアップサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。