IT運用部門のDXに対するアプローチは変化しつつあり、今日ではイノベーションだけでなくレジリエンスや変化への順応力にも焦点が置かれるようになった。こうした状況ではアーキテクチャの適切な構築は極めて重要であり、これらの要件確保において必須となるのが、「自動化・セキュリティ・一貫性」の3つの原則に基づく統合的かつ標準化されたインフラストラクチャだ。
モダナイズされたインフラストラクチャを利用することで、企業にはビジネスニーズに沿ったスケーリングをはじめ、自動化によるコスト削減やリソース確保、マルチクラウドをフル活用しながらビジネスが求めるスピードの確保を実現するといったメリットがもたらされる。ある調査ではコンテナ化によって標準化された運用環境により、DevOpsと開発チームの生産性が20%、ITチームの効率が21%、5年間のROIは636%にも向上したという。
本資料ではシステムの複雑化解消から支出やダウンタイムの削減など、運用課題を解決するためのIT部門構築ガイドブックとなっている。将来に備えた基盤づくりに役立ててもらいたい。