ITリーダー/意思決定者を対象に実施された調査によると、DXの取り組みが加速しているという回答が増えた一方、スキルセットや人材面でのギャップに課題を感じる企業が多いことが分かった。またクラウド戦略に関しては、ハイブリッドクラウドを選択する企業が最も多く、マルチクラウドの採用も増えている。
加えて、SaaSではない自己管理型アプリケーションも、ハイブリッドクラウドで運用されることが増えた。それらがオンプレミスで実行される理由は、データのプライバシーやセキュリティにあるようだが、クラウドを選択する企業にも同じ傾向の回答が多い点は興味深い。こうした中、アプリケーション開発でもセキュリティを重視する傾向が強まり、資金調達の優先事項の上位3つに、安全なコーディング手法とツールが挙げられている。
本資料ではこれらの他、AIやIoTなど先進技術に関する計画、IT運用の自動化をはじめとしたIT予算の優先事項、トレーニングやスキルへの捉え方などに関するアンケート結果が掲載されている。効果的なDX戦略に必要な要素が分かる内容となっているので、ぜひ確認してほしい。