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HashiCorp Japan 株式会社

事例

HashiCorp Japan 株式会社

Ubisoftに学ぶシークレット管理の一元化、マルチクラウドのセキュリティ強化策

複数のインフラ/プラットフォームを活用するUbisoftでは、シークレット管理が分散し、セキュリティリスクが高まっていた。ユーザーに提供するサービスのパフォーマンスを落とさず、かつ運用負担をかけずに安全性を向上させた方法とは?

コンテンツ情報
公開日 2022/10/11 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 10ページ ファイルサイズ 1.2MB
要約
 オンラインゲームの先駆け的存在であるUbisoftは、最高のオンライン体験を提供するため、ITインフラを進化させ、自社データセンターを6つの拠点で運営。広範なIT環境もPaaS(Platform as a Service)で複数のリージョンに展開している。

 しかし、異機種が混合したインフラではシークレット管理に問題が生じ得る。アクセス管理のためのシークレットトークンを個々のチームで独自管理していたのでは、アプローチやツールがバラバラとなり、運用の透明性にも限界がある。そこで同社は、回復力、可用性、セキュリティの促進に向け、あるシークレット管理・データ暗号化ソリューションを導入した。

 導入後は、複数クラウドサービスを併用する複雑なエコシステムにおいても、全てのプラットフォームでトークン、パスワード、証明書、暗号化キーへのアクセスを同じ方法で自動的にローテーションできるようになったため、開発者の処理時間を大幅削減。個々のワークフローに影響を与えず、シークレット管理の標準化と自動化、データ侵害のリスク低減などを実現しているという。